早く帰りたい。

~営業職のための仕事時間短縮メモ~ 素早く、効率よく、簡単に!めざせ、毎日ノー残業!

業務時間を年間150時間、削減できるかもしれない方法

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モチベーションが上がらない季節

毎日暑い。こう暑いとどうもだらけてしまい、日中仕事に対するモチベーションもダダ下がりになってしまう。やるべきことはたくさんあるのに、どうにも手につかない。外回り中なら喫茶店かどこかで気分転換を図ったり営業車内で仮眠もとれるが、事務所で仕事をしている場合はそうもいかない。そんな時、僕は自分の机の片づけをすることにしている。机の上に平積みになっている書類とか、とりあえず机の中に突っ込んだ見積もりの束などを「いかにも仕事をしているように」見せながら、どんどん整理していく。

 

年間150時間の無駄

一説によると、平均的なビジネスマンは年間150時間のもの時間を探し物に費やしているという。
参考:ロケットニュース http://rocketnews24.com/2012/03/26/195529/

1日の勤務時間を8時間、年間勤務日数を240日とすると年間の勤務時間は1920時間。
そのうち150時間なので、年間の勤務時間の7.8%を探し物に費やしていることになる。
なんとまあ無駄な時間の多いことだろう。探し物をしている間は何の利益も生まないというのに。この時間を削るだけでその分早く帰れたり、もっと意義のある仕事に時間を使えるようになる。

そこで話は机の整理に戻る。日中襲ってくる「やる気の出ない時間」は、得意先への見積書を作ったり、企画書を作ったり、とにかく頭を使う仕事に対して全くやる気が起きない状態を指す。どうにも頭の回転が鈍くなり、考えるのがめんどくさくなって仕事が手につかない。その点、机の片づけ程度ならそれほど頭を使わなくてもわりとサクサクできるもんだ。

気分転換に喫煙室でダラダラたばこを吸ったり、仕事をするふりをしてネットを見るような「無駄な気分転換」に終わらないのがこの片づけ作業のいいところだ。片づけをすることで前述の「探し物の150時間」を削ることができる。机の上もきれいになり、作業スペースが増えることで仕事の能率も上がるし、すっきりすることで気分転換にもなる。いらない資料は廃棄し、必要なものは適切な場所に保管する。インクが切れているペンなんかさっさと捨ててしまおう。毎度毎度電話を取りながらインクの出ないペンにあたふたすることもなくなる。もしかしたら作り直さなきゃいけないと思っていた、なくしたと思っていた資料が見つかるかもしれない。これも時間短縮につながる。

 

たかが片づけ、されど片づけ

これを読んで「なんだ片づけかよ」と思う人もいるかもしれない。そう思うなら実際やってみてほしい。まず少なからず気分がすっきりするのを実感できると思う。大量の書類を机のそこかしこに並べてガリガリ仕事をしていればデキる人に見えると思ったら大間違いだ。いつもせかせかと動いているけど、それって実は探し物ばっかりしてるからそう見えるんじゃないかい?
 実際、うちの会社でも仕事ができる人はだいたい机の上が整理されている。上だけではない。机の中まですっきり片付いている人がとても多い。自分の会社内で仕事ができる人の机を改めて見てみて欲しい。おそらく机の上がきれいに片付いている人が見つかるはずだ。
もちろん、物を減らせばいいというものではない。不要なものだけを捨て、必要なものを最適な場所に配置することが大事なのだ。机の上がごちゃごちゃなのに「どこに何があるか俺だけがわかってるからいいんだよ!」なんて、部屋を片付けられない中学生みたいな言い訳はやめよう。

 

机の片づけは身も心もリフレッシュ

最後にまとめる。机の整理とは頭をすっきりさせるリフレッシュ効果と、年間150時間もの無駄な時間を削減できる効果を併せ持つ、まさに一石二鳥な方法だ。ただし、冒頭でも述べたように、実行するときはあくまで「あたかも仕事をしているかのように」が肝心だ。あんまりおおっぴらに片付けばかりしていると、上司に小言を言われて更にモチベーションを下げてしまう可能性があるからだ。

そして、あまりにモチベーションが上がらないからと言って、片づけばかりしたりしないように注意が必要だ。
机の上もまっさら、仕事内容もまっさらでは何の意味もないのだから。


以上、ブログ4記事目にして早くも文体が定まらないテンヤンでした。